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片想い
優衣(芦田愛菜)とケンケン(健二/岡山天音)の家は盛岡市内の昔からの商店街にあり、隣同士。優衣は南部鉄器の店で働く母と二人暮らし。ケンケンの家は、豆腐屋を営むお父さんとおばあちゃん、それにケンケンの3人家族だ。二人はお互いの部屋の窓から顔を出せば、相手と話ができる、そんな距離でずっと育った。絵が得意なケンケンは、東京の大学を出て小さなデザイン会社で働いている。優衣にとってちょっと年上のケンケンは、あこがれの人でずっと片想い。優しくて笑顔がすてきで、一緒にいると幸せな気持ちになれる。 優衣は短大を出て地元の会社で働き始めたが、人数の少ない職場で慣れない仕事を抱えすぎてしまう。ある日、職場を逃げるように出てしまい、気が付けば東京のケンケンのところに来ていた。ケンケンはたまたま友達と家で集まっていて、そこにはきれいな女の人もいた。しかしケンケンは、優衣の表情を見て、皆をすぐに帰し、何も言わずに話を聞いてくれた。 一晩ケンケンの家で過ごし、心が回復した優衣は、正式に会社を辞めた。おりしもケンケンの実家のお豆腐屋さんで人手が足りず、大好きな豆腐屋で働くことになる。ケンケンの家で働けるなんて!朝…